初めてマルシェ・イベントを主催するための
準備ガイド【東海版】
企画から当日まで
「自分でマルシェを開きたい」「地域でイベントを主催してみたい」——そう思っても、何から始めればいいかわからず諦めてしまう方が多くいます。この記事では、初めてマルシェを主催する方向けに企画から当日運営までをステップ順に解説します。
- マルシェ主催の全体の流れ(開催3ヶ月前〜当日)
- 会場選びと許可申請のポイント
- 出店者の集め方と選考の進め方
- 集客・SNS告知の基本
- 当日の運営で気をつけること
Step 1:企画を決める(開催3〜6ヶ月前)
まず「目的」と「規模」を決める
最初に決めるべきは「なぜやるか」と「どのくらいの規模か」です。
- 目的:地域活性化・自分のお店の集客・コミュニティ形成・収益化など
- 規模:出店者10〜20組(初回)か30〜50組以上か
- ジャンル:ハンドメイド系・飲食系・フリマ系・複合型のどれか
- ターゲット来場者:ファミリー・20〜30代女性・地域住民など
初回は出店者10〜20組、来場者目標100〜300人程度の小規模からスタートすることをおすすめします。
日程と会場の仮決め
日程は天気が安定しやすい5〜6月・9〜10月が人気です。他の大型イベントと重ならないかも確認しておきましょう。会場の空き状況を先に確認してから日程を確定させます。
Step 2:会場を決める(開催2〜4ヶ月前)
会場選びのチェックポイント
- アクセス:最寄り駅からの距離・駐車場の台数
- 面積:出店者数 × 1区画9m²(3m×3m)を目安に計算
- 電源:キッチンカー・音響が必要な場合は電源の有無を確認
- 水道・トイレ:飲食出店には特に重要
- 搬入口・動線:車で搬入できるか、台車は使えるか
- 使用料:1日あたりの会場費用を出店料収入でカバーできるか試算する
初回は公園・ショッピングモール駐車場・地域の広場などが使いやすいです。施設内であれば許可申請が比較的シンプルです。
Step 3:許可申請(開催2〜3ヶ月前)
| 場所・内容 | 申請先 | 申請時期の目安 |
|---|---|---|
| 公道でのイベント | 所轄の警察署 | 開催の2ヶ月前まで |
| 公園・広場の使用 | 市区町村の担当課 | 開催の2〜3ヶ月前 |
| 飲食出店がある場合 | 保健所 | 開催の1ヶ月前まで |
| 音楽・BGM使用 | JASRAC(著作権管理) | 開催の1ヶ月前まで |
施設内(ショッピングモール・イベントスペース)での開催であれば施設管理者への許可申請のみで済む場合が多く、初回主催者には負担が少ないです。
Step 4:出店者を募集する(開催2〜3ヶ月前)
募集ページに書くべき内容
- 開催日時・会場・アクセス
- 出店料・区画サイズ
- 出店ジャンル(食品可否・ハンドメイド限定など)
- 搬入・撤収の時間・ルール
- 申込方法・締切日・選考方法
出店者の集め方
- Instagram:ハンドメイド・食品系のアカウントに直接DMを送る
- 出店者募集サイトへの掲載:シュッテンなどのプラットフォームを活用すると、検索から応募者を集めやすい
- 過去の知人・出店者への声かけ:初回は人脈から始めるのが最短ルート
Step 5:集客・告知(開催1〜2ヶ月前)
- SNS:Instagram・Facebook・Xでイベント情報を定期投稿(週1〜2回)
- 地域メディア:地元フリーペーパー・自治会回覧・図書館・公民館への掲示
- ポスター・チラシ:近隣の商店・カフェ・コインランドリーなどに掲示依頼
- Googleイベント掲載:Googleビジネスプロフィールにイベントを登録
Step 6:当日運営のポイント
- 開場1〜2時間前に会場入り:レイアウト確認・看板設置・スタッフへの朝礼
- 出店者受付リストを用意:名前・区画番号・搬入確認のチェックシートを準備
- 問題対応の優先順位を決めておく:トラブル時は「安全最優先」で判断する
- SNSリアルタイム投稿:当日の盛り上がり写真を投稿して来場を促す
- 終了後は速やかにお礼連絡:出店者へのお礼メール・次回案内を翌日までに送る
小規模(出店者10〜20組)の場合、会場使用料・備品レンタル・告知費用などを合わせて5〜30万円程度が目安です。出店料収入で収支を合わせるビジネスモデルが一般的です。
会場・内容によって異なりますが、公道使用は警察への道路使用許可、公園使用は自治体への使用許可申請が必要です。施設内(ショッピングモール・イベントスペース)での開催であれば施設側の許可のみで済む場合が多いです。
Instagram告知・DM、シュッテンなどの出店者募集プラットフォームへの掲載、人脈からの声かけが主な方法です。初回は人脈とInstagramからスタートし、2回目以降はプラットフォームを活用すると効率的です。
初回は10〜20組程度から始めるのが現実的です。少人数からスタートすることでオペレーション・トラブル対応を無理なく経験できます。2回目以降に規模を拡大することをおすすめします。